mandaraの日記

ゲームとか長文

アベンジャーズでコミュニケーションができなかった話

先日人と雑談していてアベンジャーズの話になったんですよ。その人はアイアンマンやキャップのフィギュアを集めているのを聞いて、自分も映画のアイアンマンの好きなシーンを話したんですね。その後がかなり意外だった。

「マニアだねぇ」「そうなんだ」これくらいの返事をされた後に一切映画の話にならず、それからもうアベンジャーズの話には一切ならなかった。その人はエンドゲームを観ているし、別にマーベル映画のシリーズに反感を持っているわけでもないです。

僕はからしたら意味不明ですよ。もうアメイジングスパイダーマン。特に好きなキャラとかいなくてもエンドゲームのソーの話はするでしょ。ソーなんだじゃないですよ本当に。逆になんでじゃあフィギュアは買うんだよと。とにかくびっくりしまくり。アメイジングスパイダーマン2

物語に無頓着な人々がいる

色々考えたり友人とスカイプで話したりした結論がこれです。その人のアベンジャーズに対する接し方はアクセサリーやインテリアとしての側面が強くて、内容についてはそんなに重要じゃない。エルメスの時計や観葉植物と同列にアベンジャーズのフィギュアがあるから、言ってしまえば持っているだけで「良い」となる。その感覚でフィギュアの話を振られていたならアベンジャーズの映画について話すべきじゃない。エルメスの時計を見せる時にエルメスの歴史や物語について詳しい意見交換を仕掛けてきたら「オタク黙れ〜」って銃撃されても文句言えない。相手からすればただ「良いですね」の一言を聞いて終わる予定なんだから。

勘違いして欲しくないのはこの人を吊るし上げてやろうとか、とても不快な思いになってツイッターの4枚スクショ代わりにこの文章を書いているわけではない。ただ話に無頓着な人がいるというのが完全に盲点で新鮮だったから共有したかった。感動に近いです。実際不快な思いがゼロかというとゼロではないです。

つまりたまたまアベンジャーズが物語としてもファッションとしても扱われていたので今回みたいな行き違いが起こってしまっただけ。どちらが悪いとかではない。

同じような経験をする人がいるかもしれないけど、当事者誰もが悪くないということだけは確かだから相手も自分も責めるのはダメです。話が好きな人は物語に無頓着な人々がいることを認識すべきだし、物語に無頓着な人々は僕みたいに話やシーンにこだわりにある人々を認識してほしい。あくまで認識だけ。理解とか尊重とかはしなくていい。ただこういう人もいるんだと知って、程よい距離感で生きていきたい。それだけです。ファー・フロム・ホームハチャメチャに楽しみ。